2月12日午後4時45分、父が逝きました。73歳と11ヶ月でした。
最期は母と私が看取りました。
通夜・葬儀も済ませ21日から職場に復帰しています。
主人の関係者の方、私の友人他たくさんの方からあたたかい心遣いに感謝しています。
お世話になりました。
また葬儀後、自宅に来てもらった友人たちにも一言お礼を申し上げます。
ありがとうございました。
ガンの症状というのは人それぞれだと言われるけれど、父の場合は亡くなる数日前から急激に悪化していった。
かなり呼吸が苦しそうだったので11日は私だけが病院に泊ることにした。
次の日、母が病院に来たので、私は一度自分の荷物を置きに家に帰った。
その時家にある父の両親の写真に向って
「お父さん、もうすぐそっちに行くかもしれないよ」と告げた。
たぶんちょうどその時間だったと思う。父が母に
「さよなら」という言葉を数回言ったそうだ。
その日は呼吸がさらに苦しくなっていて、口が開いた状態で呼吸をしている。
口が開いたままなので聞き取れなかったが確かに母は
「さよなら」と聞こえたという。
そして12日の夕方、急に呼吸が停止した。
まさか、と思い看護師を呼びに言った。
数人の看護師たちが父に呼びかける。一度だけ呼吸をしたけれどその後二度と呼吸をすることはなかった。
あっけなかった。信じられないままでいた。
だんだん脈が少なくなり血圧が下がり呼吸が少なくなっていくものだと思っていたから。
こんなに急に呼吸が止まってしまうなんて思ってなかったから。
医師が来て臨終を告げた時、母は椅子にすわり声を出さずに号泣した。
私はただ呆然としているだけだった。ほんとに信じられなくて。
しばらくして看護師が父の体を拭きにきた。
母と私も父の体を拭いた。
骨と皮だけになってしまった父の体を見た時、はじめて父の死を実感し、涙がとまらなかった。
こんなに痩せるまでよくがんばったね。
歩きたいって言ってたよね。
違う世界で思う存分歩けるよ。
もう痛い思いしなくていいよ。
これは父がパソコンの練習をしていた時にペイントで書いた自画像。
父曰く「とぼけた自分の顔」だそうだ。
こんなふうにして遺品がパソコンに入って、それが形見になる時代がこれから来るのだろうか・・・。